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子どもに英検を受けさせるのはあり?早いうちに受検する必要はある?

公開日:2021/12/15  


早ければ早いほどいいといわれる英語教育。その実力をはかるため、就学前から英検に挑戦する子どもも多い時代です。お子さんにも受けさせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし本当に、早くから英検を受験して意味があるのでしょうか。そのメリットや必要性について解説します。

英検取得のメリットは?

急激なグローバル化を背景に、2020年度から小学校でも英語が必修化されました。小さなころから英語に慣れ親しんでもらおうという動きの始まりです。そもそも英検とは「実用英語技能検定試験」の略称で、文部科学省も後援している民間テストのこと。小学生以下の受験者数は2020年度で32万5,390人と、たくさんの子どもたちが挑戦しています。昔はマーキング方式の筆記試験とスピーキングテストで構成されていましたが、2017年以降はライティング課題も導入されています。

受験時に有利な英検

英検といえば、高校や大学入試の際に役立つことで有名です。英語の試験にいくらか加算されたり、試験が免除されたりする制度もあります。推薦入試の基準に英検の取得が含まれていたり、奨学金給付の対象になったりする学校まであるようです。さらに先の話にはなりますが、入社試験でも英語力が試されることもあります。TOEICの受験が義務化されている会社や、必要性に迫られて英会話スクールに通う人も少なくありません。

現在の実力を確認できる

子どもであれ社会人であれ、せっかく英語を学習したのですから自分がどのくらい習得できているのかを把握したいものです。英検は自分の実力を試すいい機会です。合格であれ不合格であれ、自分がどれだけ得点できたかがわかりますよね。不得意分野の特定や、克服すべきポイントも目に見えるので、次のステップへの架け橋にもなるでしょう。早くから英語の試験に慣れることで、英語力が確実に身に付きます。英語学習の目標設定として、英検を検討してみてはいかがでしょう。

子ども用の「英検Jr.」もある!

1994年に誕生した英検Jr.の存在をご存じでしょうか。英語への興味・関心を深め、外国文化を理解することを目的として開発されました。世界中の人々と交流するとき、母国語のみではうまく距離を縮めることができません。共通語である英語を使えば、微妙なニュアンスも表現でき、お互いへの理解を深めることができるでしょう。

英語はコミュニケーションツールのひとつであることに、間違いありません。英検が5級から1級で構成されるのに対し、英検Jr.はBRONZE、SILVER、GOLDの3つのグレードレベルで構成されています。家庭学習のみの未就学児を対象としているランクもあるため、塾や英会話教室に通っていなくても挑戦しやすいでしょう。

とくにBRONZEでは、ひらがな・アルファベットが読めなくても心配ありません。英検Jr.はこれまでの英検のような「読み・書き」重視の問題ではなく、オールリスニング形式のテストです。初期の英語学習ではリスニング能力の育成が重要と考えられているため、非常に理にかなっている検定といえるでしょう。CDから流れる英語の問題に対し、該当するイラストなどに〇をつける解答方法。この形式なら、未就学児でも簡単に解けますね。

オールカラーで印刷されており、子どもたちが楽しみながらできるように工夫されています。もちろん小学校の外国語活動にも対応しているので、入学後にはスムーズに外国語学習に取り組めます。合格or不合格の判定ではなく、正答率で成績を表示します。

80パーセント以上の正解で、次のランクに挑戦できるようになっています。受験後は同じグレードランクに再挑戦して点数アップを狙うもよし、次のグレードランクを狙うもよし。まさにゲーム感覚でできる、育成型の検定です。「できた!」の喜びや達成感、自己肯定感へとつながりますよ。従来通りのペーパー版に加え、オンライン版も展開されています。

早くから受検させる必要はあるか?

英検の取得は、受験の際に有利になることがわかりました。しかしまだ受験は考えていない子どもでも、英検を受けるメリットは充分にあります。そのメリットは大きく分けて二つ。モチベーション維持と、現状把握です。どんな勉強や練習でも、目標がなければ継続しづらいものです。その目標として、英検を利用してみましょう。

まずは英検Jr.から始め、やがて5級へ挑戦。このように少しずつ段階を踏んでいけるのも英検の魅力です。英検Jr.でも英検でも客観的に評価され、自分の実力がわかるはず。努力の結果が現れると、やがて自信へとつながり英語が得意教科になるでしょう。

とはいえ子どもの実力に合わない級の受験や、合格のための無理な指導は子どもの英語への関心を奪う可能性もあります。子どもの気持ちを優先し、英検受験のタイミングを見つけてくださいね。

 

子どもが英検を受けるメリットや英検Jr.について紹介しました。モチベーション維持や学力測定はもちろん、受験の際には優位になるなど、持っていて損はない検定です。一度、気軽な気持ちで挑戦してみてはいかがでしょうか。

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