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プリスクールに行けば必ず英語がうまくなるわけではないってホント?

公開日:2022/09/15  


プリスクールを卒園した後は英語を話す機会が減少するので、スピーキング能力が低下するといわれています。しかし、小学校に入学した後も英語力の低下を防ぎたい場合には、いくつかの選択肢があるのでその特徴を見ていきましょう。子どもに合った方法を複数組み合わせてみるのがおすすめです。

英語を含めた幼児教育は本当に効果があるのか

しつけや友人たちとの交流を通じて、生きていくために必要な知識を修得するのが幼児教育の目的です。幼児教育のメリットはたくさんあるので紹介します。

記憶力が発達する

幼児期は脳の発達が著しいので、歌詞やダンスの振り付けを簡単に覚えられることも珍しくありません。また、文字や数字の学習も早い段階で開始すると記憶力が発達することが分かっています。

想像力が発達する

絵本の読み聞かせやままごとなどを通じて想像力が発達します。

体力が向上する

体操やトランポリンなど、体を思いっきり動かすことで健全な心と体が育つのです。

好奇心が育つ

博物館、美術館、水族館などに出かけることやアウトドアで自然に触れることで、好奇心が養われます。視野や世界が広がります。

集中力が養える

遊びや習い事を通じて何かに集中できるようになると、大人になったときに根気強く物事に取り組めるようになるのです。

英語が話せない子もいる?

プリスクールを卒園した後は、英語のリスニング能力とヒアリング能力の低下はあまり見られませんが、英語のスピーキング能力の低下は見られます。

ほとんど英語が話せない子もいる

卒園後に英語のスピーキング能力の低下が見られる傾向にあります。これは、家庭での会話が日本語なので、英語を話す機会が減少するためです。一方、英語のリスニング能力とヒアリング能力の低下はあまり見られません。英語を聞き取る耳は、鍛えられたままで衰えにくいことが分かっています。

英語力が低下した

小学校に通うようになると先生もクラスメイトも全員日本語を話します。そのため、英語力の低下は避けられません。小学校で英語の授業がありますが、自主的に英語を学習しないと英語力の低下を防ぐのは難しいでしょう。

日本語に不安がある

幼稚園や保育園に通っていた同級生と比較すると、日本語に不安があることが多いです。プリスクールに通っていた子どもは、日本語と英語の両方に触れてきたので、日本語に触れる機会が相対的に少なくなります。しかし、小学校に入学した直後はそのような差が見られますが、授業で文法や日本語を学ぶので少しずつ差が見られなくなるといわれています。

日本の感覚に馴染めない

プリスクールではアメリカのスタイルで授業が行われているようです。そのため、小学校の受け身のような授業に窮屈な気持ちを持つ子どもがいます。しかし、大抵の場合それは最初の頃だけで、少しずつ小学校の環境に馴染んでいくようです。なかには海外のアイデンティティが確立されていて、小学校に馴染めずにインターナショナルスクールに編入を希望する子どももいます。

出費が大きい

プリスクールからインターナショナルスクールに通うことになった場合、高校卒業までに3,000万円以上必要になるといわれています。通常の中学校や高校に通えなくなるので、小学生の間だけインターナショナルスクールに通うわけにはいきません。そのため、給食費やイベント費などを含めると多額の出費となります。

英語の上達度はカリキュラムや家庭での取り組みが影響する

英語力を維持して向上させるためには、さまざまな方法を融合させるのがよいでしょう。予算との兼ね合いもありますがメリハリをつけて取り組んでください。

オンラインスクール

週1回または週2回の頻度で、自宅にいながらオンラインで英語を学べます。自宅学習なので保護者も安心できます。子どもが画面上で先生と会話しているところを見守ることもできるでしょう。また、価格が抑えられているのが特徴なので、出費を抑えたい人にもおすすめです。

アフタースクール

小学校の授業が終わった後に通うのがアフタースクールです。効率的に英語を修得させたい人におすすめ。複数人とリアルにコミュニケーションがとれるので、オンラインスクールよりも非言語コミュニケーション能力が高まるでしょう。時間は60分程度です。

シーズンプログラム

学校の長期休みである春休み、夏休み、冬休みに通うのがシーズンプログラムです。期間中は英語漬けになるのでプリスクールのような感覚に戻れます。

サタデースクール

サタデースクールは、アフタースクールとシーズンプログラムの中間のような役割を果たしています。小学校の授業がない週末に英語漬けになるのです。普段はアフタースクールで60分程度英語に親しんでいる子どもにメリハリを与えたいときに有効です。また、シーズンプログラムの日程が近づいてきたときに、シーズンプログラムに移行しやすいようにするために参加させる方法も有効です。

まとめ

プリスクールを卒園後の英語能力について紹介しました。子どもは修得するスピードは速いですが、忘れてしまうスピードも速いです。しかし、英語のリスニング能力とヒアリング能力の低下はあまり見られないことから、プリスクールで学んだことは将来活かされるでしょう。英語力の低下を防ぐために、さまざまな選択肢があるので、ぜひ参考にしてください。

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