国際人の基礎となるプリスクール
プリスクールとは小学校に上がる前の未就学児を対象に、英語で保育を行う施設のことです。プリスクールでは施設内では英語で学び生活することが基本で、幼児期から英語を学ぶことで、外国人と触れあうため異文化などへの抵抗がなくなり国際的なコミュニケーションに慣れ、表現力やグローバルな感覚を養うことができます。
プリスクールと日本の保育園・幼稚園
日本の保育園では7時半から18時頃、幼稚園では9時から14時頃までが基本的な保育時間ですが、プリスクールの場合は9時から14時頃までのところが多く、各施設によっては延長が認められます。
日本の幼稚園や保育園の中でもネイティブの英語講師による英語学習を行っているところがありますが、プリスクールでは、英語を日常的に使用することで英語の中での生活になります。その中で発音も鍛えられ無意識のうちに国際人・ネイティブの英語が身についていきます。
保育園、幼稚園で働く場合には保育士資格、幼稚園教諭免許が必要ですが、スクールで英語教師として働く場合は資格や免許は必要ありません。しかし英語教師としての英会話の実力が求められます。海外への留学経験・海外にある大学を卒業などが求められます。英語教師にはネイティブレベルの英語力が要求されるのです。
プリスクールは日本の学校教育法や児童福祉法には該当しないので幼稚園でも保育園でもありません。そのためほとんどが未認可の施設です。しかし、認可保育所を基準にした監査は受けています。
気になる学費ですが、日本の場合、横浜でも幼児教育・保育の無償化により令和元年10月より無料となっています。プリスクールの場合は施設の運営方法・活動内容・地域などにより異なりますが、100~180万円程度が一般的と考えられます。
プリスクールに通うことのメリット
プリスクールに通うことのメリットは、日本にいながら外国人や異文化と接することで無意識のうちに国際人として一歩を踏み出せることです。グローバル化が進み、多様化する横浜でも国際的に活躍できる日本人になるために、最低限、英語をマスターし、外国の文化・生活を理解する気持ちが大切です。普段の生活の中で英会話によるコミュニケーションをはかることの重要性を感じていきます。
外国の言葉を使用しながら、その国で起こっていることを理解し、異文化に触れ、感じること・理解することを体験できるのです。外国を知るには日本語での理解ではなく、その国の言葉で理解することでこそ本当にその国を知ることができます。
日本人が外国人から話しかけられたときに困るのは、英語がわからないからではなく、接し方がわからないからなのです。実際に英語を使って生活し、外国人教師や異文化に触れて、交流を重ねることによってグローバルに通用する感覚や表現が身についていくのです。
ドイツ語の話者が英語を習得する時間に比べ、日本人が英語を習得する時間はその4倍はかかるといいます。日本人が英語を習得するためには一定の時間量が必要なのです。マスターするまでに時間がかかるのならばスタートは早い方が早く到達できます。横浜でのスクールは英語脳が身につき、子どものうちに自然な英語を吸収でき、英語力を向上させるために最適な施設です。
プリスクールを選ぶには何を基準にするか
プリスクールには明確な定義や基準はなく、各施設による独自のカリキュラムや教育方針を持っています。重要なことはこれらのプログラムに同意できるかどうかです。
プリスクールによっては日本語を一切禁止して英語のみで過ごすという施設があります。一方で、日本人の保育士がサポートをしてくれたり、最初は日本語を使用しても、徐々に英語会話を増やしたりしていくという段階を踏んだところもあります。なにより子どもの性格や施設の環境などを考慮し、合っているプリスクールを選ぶことが大切ですので、そこで行われるカリキュラムの内容を理解しておくことは重要です。
また、スクールは一般的に14時頃までです。延長を実施してくれるところもありますが、働いている親御さんは迎えに行けない可能性もありますので、延長が可能かどうかの確認が必要となり、その場合の料金なども選ぶときのポイントとなります。中には送迎バスを運営しているスクールもあります。
プリスクールに通うことで一番大切なことは、講師の質です。質の高いよい講師ならば子どもの英語力が向上しますが、中には日本人講師だけという施設もあります。ネイティブ講師はどれくらいいるのか、講師と子どもの相性はどうかなどを確かめることも大切です。
講師が保育士資格などを持っているかなども判断基準となります。子どもを長時間預けることになったときなど安心ですし、音楽や体操を行う授業ならばその資格を持つ講師がいれば質の高い授業になります。
横浜のプリスクールでは未来を引き継ぐ人材の教育をめざしています。国際的に活動できるグローバルな人材育成を目標とし、もちろん、日々の生活の中で豊かな心を持ち、幸せな人生を送るためにも幅広い見識で判断できる能力ある人材育成に努めています。