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英語のプリスクールに通わせるなら親も英語を話せないとダメ?

公開日:2022/01/15  


「プリスクールに興味があるけど、親も英語が話せないといけないの?」英語のみで生活するプリスクールですから、英語の話せない親が心配するのも当然です。しかし実は親が英語を話せなくても、まったく問題ありません。この記事では、なぜ親の英語力は必要ないのか解説します。

親も英語が話せないといけないわけではない

小学校でも外国語教育が必修になり、英語の重要性は年々と上がっています。「小さいうちから英語に慣れておく方が子どものためになる」とプリスクールを検討する家庭も多いのではないでしょうか。

しかしここで気になる問題がひとつ。「夫婦そろって英語力は皆無だけど大丈夫?」「プリスクールって、本格的に英語でお話するところでしょ?親も英語が話せないといけないの?」英語が話せない両親にとっては、大きな問題です。

しかし安心してください。スクールとのやり取りは、基本的に日本語です。また多くのプリスクールで、「家庭内の親子の会話は母国語が望ましい」と推奨しています。実際に夫婦ともに英語はまったく話せないという家庭も多いのが現実です。

プリスクールによっては、約半数の親が日本語しか話せないといいます。あくまでもスクールの中心は子ども。親の英語力は関係ありません。もちろん親が英語をまったく話せなくても入園できます。子どもの年齢によっては、子ども自身の英語力や経験を問われることもありますが、成長期の子どもの頭は大人よりもずっと柔軟です。

ネイティブの発音を毎日耳にし、教科書には載っていない言葉の使い方、コミュニケーションの取り方、学ぶことはたくさんあります。英語の話せない子どもでも、すぐにプリスクールの生活に慣れていきますよ。もちろん英語だってすぐに話せるようになります。子どもの吸収力には底知れないパワーがありますからね。

親が英語を話せないと困ること

プリスクールには、完全に英語しか話せない外国人の先生と、英語の話せる日本人の先生が在籍しています。プリスクールと家庭の連絡は日本語ですし、聞きたいことがあれば日本人の先生にお願いすれば解決するでしょう。親が英語を話せなくても問題はありませんが、あえて困ることを挙げるならば、2つの問題があります。

緊急時の対応

相談したいこと、聞きたいことがあれば日本人の先生を頼りましょうと先述しました。しかし、緊急時となれば話は別です。子どもの急な体調不良や災害時、スクール側にお伝えしたいことがあっても日本人の先生がお手隙とは限らないですよね。情報収集したくても、ほかの保護者と会話ができず、取り残されてしまう心配も否定できません。

親同士のコミュニケーション

緊急時でなくても、親同士で相談や情報収集したいことがあるはずです。ちょっとした愚痴や子どもに関する悩みを話したり、子どもと仲のいいお友達の親に挨拶したり。英語が話せなくてもなんとかなりますが、話せた方が何倍も楽しい生活になるでしょう。

子どもと一緒に勉強するよい機会だと思って勉強するのもあり!

これまでまったく英会話に触れたことがなかったお父さん、お母さんは、これを機に勉強してみてはいかがでしょうか。学生時代に英語が苦手だったとしても、語学としての英会話のレッスンは思いのほか楽しいものです。親子で英語を勉強するメリットはほかにもたくさんあります。

勉強時間を確保できる

たとえ大人でも、一人で続ける勉強には強い意志が必要です。仕事や家事が忙しく、ついつい勉強がおろそかになることもあるでしょう。しかしどんなに忙しくても、子どものためなら続けられるはず。もしも子どもが今日あったでき事を英語でお話してくれたとき、「日本語で教えてくれる?」なんて、話の腰を折るようなことはしたくないですよね。「お父さん、お母さんもがんばっているから、ぼく(わたし)もがんばろう!」勉強している親の姿は、きっと励みになるはずです。

子どもの成長を間近で感じられる

「きのうはできなかったことが、今日は簡単にできるようになっている」子どもの成長は本当に目まぐるしいものがあります。一緒に勉強しているからこそ、自分の成長スピードを遥かに越して成長する子どもに気が付くはずです。

子どもが積極的に英語で話すようになる

また身近に英語を話す人がいないと、恥ずかしがって英語では話してくれないものです。しかしお父さんやお母さんとなら、抵抗なく英語でお話してくれます。英語での会話が増えれば、自然と親子ともに英語力も伸びますよね。なにより、子どもと英語で会話ができれば世界が広がります。日本語だけの生活よりもっともっと楽しい毎日になるでしょう。

 

親が英語を話せなくても、子どもをプリスクールに通わせることは可能であることがわかりました。親の英語力は入園の条件でもありませんし、スクールとのやり取りも日本語で行われます。それでも、英語が話せるにこしたことはありません。プリスクールの入園をきっかけに、子どもと一緒に英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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