プリスクールで修得した英語力が日本の小学校に通うと低下してしまう不安がある人に、今回の記事はおすすめです。インターナショナルスクールに通えば英語力の低下を防げて国際色も身に付きますが、日本の義務教育ではありません。ここでは、さまざまな選択肢を紹介するので、子どもにとって最適な方法を選択しましょう。

プリスクール後の進路に悩むご家庭は非常に多い

安易に英語力の向上だけを目的としてインターナショナルスクールに子どもを通わせるのではなく、複数の選択肢から検討してみましょう。

英語力の低下を防ぎたいけれど

プリスクールで修得した英語力の低下を防ぎたいけれど、インターナショナルスクールに通わせると日本の義務教育の履修ができません。日本の義務教育で教わる日本語が分からないまま大人になってしまいます。しかし、プリスクールで学んだことを活用してほしいと悩む人は非常に多いです。

自由な選択が可能

日本の公立小学校、私立小学校、ホームスクールなど、選択肢は複数あるのでインターナショナルスクールだけではありません。それぞれの特徴を把握することで、子どもにとって最適な選択ができるでしょう。

選択肢は自由！どんな選択肢があるのか

英語教室に通う方法やネイティブと英語で会話する方法以外にも、このような選択肢があります。

長期の休みに海外体験

毎年の長期休みに海外に行くのは難しいかもしれませんが、ニュージーランドやオーストラリアの学校に数週間通わせる方法があります。現地の子どもたちと英語でコミュニケーションをとって学べるので、英語力が落ちる心配はありません。

親子で留学するプランもあるので、子どもが現地の学校に通っている時間帯に、親は現地の語学教室に通うのもよいでしょう。親子でレベルアップが図れます。また、幼い頃に海外体験することで、語学だけではなく海外で生活することの大変さも身に付くので、国際色豊かな子どもに育ちます。

義務教育内のスクールに通う

インターナショナルスクールに通う場合は、日本の義務教育を履修しないことになるので、正式な手続きを行ってからインターナショナルスクールに通うことになるのです。海外で生活することが決定している場合などであればそのような決断になると思いますが、英語力を落としたくないなどの場合は、日本の義務教育を受けつつスクールにも通わせたいでしょう。そのような悩みを解消するスクールが義務教育内のスクールです。日本の小学校の教育を受けながら英語教育も受けられます。今後はこのようなスクールが増えるでしょう。

アフタースクールやオンラインスクールの活用もおすすめ

インターナショナルスクールは、海外で生活することを想定したスクールですが、英語力の低下を防ぎたい人にもおすすめのスクールと方法があるので紹介します。

アフタースクールに通う方法

子どもの英語力低下を防ぎたいときは、放課後スクールがおすすめです。小学校の授業が終わった後に、英会話スクールやプリスクールに通って英語を修得できるので、英語力の低下を防げます。最近は、このようなスクールが増えているので利用してみるのがよいでしょう。

インターナショナルスクールに通う方法

海外で生活することが決定している場合は、英語と国際色を身に付けるためにインターナショナルスクールに通う方法がよいでしょう。プリスクールからインターナショナルスクールに進学することは珍しくありません。

また、そのような人を想定して、インターナショナルスクールが併設されている場合があります。卒業後は海外の大学に進学する人が多いので、そのためにも国籍や文化が異なる人と交流しておくとメリットが大きいです。

イマージョン教育校に通う方法

海外を拠点に生活するわけではないけれど、せっかくプリスクールで修得した英語力の低下を防ぎたいという人に、イマージョン教育校はおすすめです。学校内で母国語以外の言語を使用してコミュニケーションするイマージョン教育校は、義務教育を受けながら英語を習得できます。また、国際交流を目的としたホームステイのイベントなども企画されているので、海外体験で自分の能力を向上できます。

オンラインスクールに通う方法

英語教育に力を入れている学校は私立が多く、イマージョン教育校の数も少ないのが現状です。子どもの進学のために引っ越すわけにもいかない家庭ではどうすればよいのか悩みは尽きないでしょう。そういうときは、自宅にいながら英語力を向上できるオンラインスクールがおすすめです。

朝や夜の決まった時間帯に、オンライン上で講師と英語でコミュニケーションをとることで英語を忘れずに済みます。また、オンラインなので全国どこからでもアクセス可能です。引っ越す必要がないので家庭の負担も減るでしょう。

まとめ

プリスクール後の進路について紹介しました。卒園後の選択肢はひとつではありません。まだ子どもは幼いので、自分の意思で進路を決めることが難しいです。そのため、大人が知識を蓄えて子どものために最適な選択をしましょう。英語力の低下を防ぎたい、英語力だけではなく国際色も身に付けたいなど、それぞれの目的に応じた選択をしてください。