英語以外に身に付けて欲しいことってどんなこと?
横浜にはたくさんのプリスクールがあり、その中でどのスクールに行くかも大事ですが、まず何を身に付けるために行くのかという目的を明確にしておく必要があります。横浜のプリスクールは、特に国際色豊かな良質なスクールが揃っていますが、そこで学ぶことは英語だけではありません。
豊かな感受性と表現力を育てること
大人しくて手がかからない良い子というのが褒められた時代が昔はありましたが、その頃は「個性」というものがあまり重視されず、逆に個性が強いことは集団の規律を乱すものとして、封印されるべきものとして捉えられていました。
しかし、その弊害で学歴社会・偏差値重視社会の中で育ってきた子供たちが大人になって、個性を出して自分を表現することが下手な大人たちとなってしまいました。みんな周りの空気を読んで行動しようとするし、権力者の顔色をうかがいながら仕事を進めようとします。
何故なら、人生の決められた成功へのレールから外れることが許されないからです。そんなことでは、金太郎飴を刻んだように同じ顔の人間ばかりが世の中に溢れてしまうことになります。
これからの未来の子供たちは、個性を大事にして自分を上手に思いっきり自由に表現できる人間にならなければ、世界のさまざまな人種の優秀な人たちと肩を並べて、未来を切り開いていくことはできません。表現力を磨くことと感受性を磨くことは、表裏一体です。
子供は大人が気にも留めない小さな発見をしますが、それをくだらないと認めてあげない大人たちが多すぎます。その発見によって子供は何を感じたのか、それが意外なほど素晴らしい発見であれば、褒めてあげることが大切になります。
感受性が強いといっても繊細すぎて弱いということではなく、いろいろなものに好奇心を持って、そこに何かの意味を見出す力があるということです。
マナーやコミュニケーション能力を育てる
プリスクールに行くと、たくさんの同年代の子供たちが集まっており、それぞれの個性もさまざまです。世の中にはいろいろな考え方の子がいて、それを認め合いお互いを尊重し合い、しかも一定の距離感も保つことができることが求められています。
発達障害などの子供は、こだわりや集中力は凄いものを持っていますが、コミュニケーションをとることが苦手なため、活躍できる範囲がどうしても限られてしまいます。こだわりが過ぎることも物事を進める上では必要になることもありますが、そのこだわりが自分だけのためなのか、世の中のためのこだわりなのかにもよって違ってきます。
集中力が高いことは必要な能力ですが、集中力と周りにアンテナを広く張ることができる力という両方がバランスよくできる能力が求められます。米国でマイクロソフトを立ち上げたビル・ゲイツもフェイスブックを創設したザッカーバーグも障害をもっていますが、見事に大富豪となり世の中に便利なアイテムを提供し世界を変えました。それは、彼らだけの力ではなく彼らを理解し支えた仲間たちがいたからこそ、実現できたことなのです。
プリスクールでは、自分ひとりで何かを成し遂げるという考え方ではなく、チームでいろいろな考え方を出し合って、新時代が求めている新しいものを作りあげていく人間力を培うことが可能です。英語圏の国々からは、素晴らしい人物がたくさん輩出されており、彼らの考え方や生き方を学ぶことは子供たちの今後の人生の参考になるに違いありません。
自分で考え行動することができること
どこの会社にも命令されるまで動かない社員がいます。言われたことしかやらないといういわゆる省エネ社員です。働き方改革といいながら、具体的にやっていることといえば残業せずに定時に退社すること、家に仕事を持ち帰らないこと、フレックスタイム制や自宅での仕事などですが、必ずしも方向性が合っているのでしょうか。
自分で考えて自分で行動していたら、時間など関係なくなり、どこまでも探究心は続き、何時間でもアイデアを考えることもできるようになるので、それに対応したシステムであることが求められます。しかし、その両立が上手く行っていないのが日本の現状です。
余暇をつくって休むことを増やせば良いというものではありません。自ら考えて指示される前から動く子供は、常にアンテナを張って周りを観察しています。自分がその場でどういう行動を取ればいいのかが瞬時にわかるのです。そういう人間はこれからの時代を切り開いていくのに必要な能力を持っていると判断され、企業からも重宝されます。
プリスクールでは英語の学習を通して、偏った考え方ではなくさまざまな価値感を受け入れ、そこから新しいものを創造し自分と仲間の力で推進していくという過程を学んでいくことができます。英語は世界の共通語なので英語を身に付けることは当然ですが、さまざまな偉人から生き方や人生に対する考え方を学ぶことも重要であり、プリスクールはその準備をすることができる場所です。
これからの世の中は、国際性を身に付けた人間が求められるようになってきます。すべての仕事や事業を進めるにしても、海外との関係が必ず発生します。それに対応していくためには、英語力だけではななく、人格や積極性のほか探究心や向上心をバランス良く持ち合わせていることが大切です。横浜には、それを育成する良質なプリスクールがそろっています。